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それゆけベルサイユ2

  • 2010/04/15 15:59

それゆけベルサイユ2話 第一部 -因縁-

雪月花国の奇襲により目にクマーを追ったくじら2世はその後、デスパ伯爵の指示により剣客、子午谷、斜谷、怒涛の進撃をするも目にクマーを追い武関で1日をクマーで癒す事になった・・・
一方、奇襲を辛くも防いだ美味豪傑軍は主力を要し、敗走した雪月花軍を追いって各方面の制圧に向かっていた。
だが昨夜の襲撃によりくじら2世はクマーで動けず、司令部の殆どが目の前の対応に追われ指揮が一時乱れてしまうのである。
奇襲を防いだものの参謀府の者は疲労により司令部の機能が減衰してしまう。
美味豪傑軍は手綱を放してしまった暴れ馬のごとく各方面の城を落とし続けていく・・・
ある者は長安を目指し、ある者は漢中を目指し、またある者は間道から下弁へ、そしてまたある者は成都へ・・・

一見快進撃のように思えるが、それは無造作に畑を食い荒らすイナゴの群れと化してしまったのである。
その頃同盟協定を結んだ風流国が雪月花国に宣戦布告をする・・・だがそれは決して迅速な布告ではなかった・・・
少しずつ何か歯車が狂い始めていた・・・

布告をするもその間各方面で乱戦中の美味豪傑軍は流れのまま益州を半平定。
だがその平定により事件がおきるのである。

風流国使者「貴国は我々に永安を貸す変わりに、雪月花国の領土を取れば我が領土にしてよいと言ったではないか!これでは我々の領土が無いではないか!」

お互いのすれ違いを収めるべく美味豪傑国は病で療養中のデスパ伯爵が風流国君主花梨と会見。
益州を半平定しまった事により激怒する風流国花梨公。
それを収めようとするデスパ伯爵・・・

美味豪傑国伽哩宮殿内
カッカッカッカッカ・・・
各将兵「陛下!ご無事で!」
くじら2世「わっはっはっは!深追いしすぎて武関でクマー寝入ってしまったわ!皆の物、対応ご苦労であった」
ばるきりー伯「陛下、実は風流国と少々モメております・・・」
くじら2世「何?風流国が?してなんと?」
ばるきりー伯「それについてはデスパ伯爵が風流国に赴いて会談しております」
くじら2世「ふむ、ここは伯爵に任せようぞ。余は外交下手だからのう。余と違い伯爵なら事情を説明するのも上手かろう。わっはっはっは!」

風流は我々が益州を半平定したのは風流を飼い殺しにする策略だと主張。
それに対し混乱の最中に抑えるのは無理であったと主張する美味豪傑国

お互いの歩み寄りを模索するデスパ伯爵・・・
だが・・・美味の益州を半平定に怒りを抑えられぬ風流国花梨王は一歩も譲らず。
互いに話は平行線のまま・・・いや、亀裂は更に深まろうとしていた・・・
その頃、同国の軍師一条は会見中に密かに雪月花軍に援軍に向かう・・・。
この行動こそが両国に決定的な亀裂を生んだ・・・

宮殿内兵士「陛下!風流国軍師一条が敵国に援軍に向かいました!」
くじら2世「なにぃ?かの国とは同盟中ではないのか!例え不文律で結ぼうとも会見中に敵対するとは!」
くじら2世「デスパにもう良いと伝えぃ!皆の者ご苦労である。元々かの国とは因縁の間柄であったのだ・・・なるべくしてなっただけの事・・・」
くじら2世「だが、軍師が自ら敵対するのは断じて許せん行為である。激怒する王を諭しお互いの国益を模索するのが役目ではないのか!」
くじら2世「まだ会談も冷めやらぬ間に軍師自ら敵対行動をするとは言後同断!向かって来るのであれば戦うまでだ!」

会談中に敵対してしまった事に激怒したくじら2世は、即座に風流国に宣戦布告。
運命は互いの共存を選ぶ事はなかった。見習い国戦に続き、ついに花梨王とくじら王の因縁の対決となってしまうのであった・・・

美味豪傑軍将兵12名、雪月花軍将兵14名、風流軍将兵5名。将兵の数で劣勢に立たされてしまった美味豪傑軍
更に永安を貸し与えたままの破談により風流には西河、永安、更には雪月国と戦力を分散させ戦わねばならない状況であった。
だがこの事態に、事前より国交のあった新緑王天津甕星と山賊頭領が美味豪傑の援軍に駆けつけたのであった。
こうして歴史上最も壮絶で過酷な戦いの幕が開けるのであった。

それゆけベルサイユ2話 第二部 -デスパの死-

もはや止める事のできない両国が今当に因縁を断つべく合間見えようとしているその時であった。
美味豪傑国全軍に衝撃が走ったのである。

伽哩宮殿「ざわざわ・・・ざわざわ・・・まさか・・・」
兵士「た、大変でございます!」
くじら2世「もう大変な事態はわかっておる。こんどは何事だ」
兵士「デスパ伯爵が!デスパ伯爵が、昨夜、病によりお亡くなりになりました!」
くじら2世「な、何だと!デスパが!」
兵士「更に、申し上げ難き事が・・・」
兵士「タランテラ男爵邸に何者かが忍び込み暗殺されておりましたとの事!数日前にすでにお亡くなりに・・・!、お姉様嬢はパーティーで出されたスイーツを食べすぎて噴水内で溺死!」
くじら2世「な、何!男爵が知らぬ間に暗殺されておっただと!お姉様!・・・ぅぅ・・・何故スイーツで噴水など・・・接点が分からぬ・・・」
兵士「お姉様嬢はスイーツを食べると突然泳ぎたくなる症候群でございました・・・陛下には心配かけるからと内密にせよと・・・甘い物好きでございましたから・・・ぅぅぅぅ・・・」
くじら2世「余は余は信じぬぞー!」

悲しみに耽るくじら2世・・・
美味豪傑国軍の大黒柱であったデスパを失い、今またダンディータランテラ、お姉様という重臣を失い再び暗雲が断ちこめるのであった。
だが動乱の時代に悲しみに耽る暇は無かった・・・

この事態にぱすた将軍が提督へ。元老にはばるきりー伯と就任。
くじら2世は西河へぱすた提督と大軍を引き連れ北方制圧に向かった。
一方ばるきりー元老は水軍を集め永安へ制圧に向かった。

ぱすた提督「北方はもぬけの空でございます」
くじら2世「し、しまった!余は水軍でばるきりー元老の元に向かう!」

一方ばるきりー元老は水軍集めに苦労をしていた。
大混乱の美味豪傑国は各将がとりどめもなく糸が切れた凧のようにそれぞれが散って各所で戦っていたのである。
その焦りからばるきりー元老は責任を感じ単独で永安を攻め取ろうとし花梨公率いる闘艦の前に大敗北を喫してしまう。
くじら2世「ぬうう!ばるきりー元老の敵討ちだ、ものども行けー!」
だが水軍に長けた花梨公率いる闘艦の前にくじら2世率いる蒙衝艦はあえなく撃沈。
その後ぱすた提督が到着。ばるきりー元老と合流し攻めるも二隊とも花梨公率いる闘艦の前に大敗北を喫するのであった。

くじら2世「ぬう・・・こんな時デスパがおれば・・・イカン・・・今は余がしっかりせねば!」
くじら2世「弱気になるなといつも言われたではないか!思い出せ、デスパがいつも申していた”この国の宝”をだ!」

くじら2世「誰か水軍を雇いかの国と決着をつけようとする勇者はおらぬのか!」
将兵「・・・」
くじら2世「皆の者良く聞け!だが風流を先に倒さねばいつまでも前に進まぬ!」
くじら2世「風流を倒すには水軍艦隊が必要になる!」
くじら2世「我が軍が散会している状況では水軍の編成は不可能である!」
くじら2世「剣客、葭萌関方面に散っている者は全軍総退却命令!」
兵士「しかし陛下・・・漢中や長安を目前に・・・撤退とは・・・」
くじら2世「戯けー!どかっ!」
くじら2世「二兎を追うものは一兎を得ず!」
くじら2世「剣客、葭萌関方面に散っている者は全軍総退却!退却した兵を持って一隊は洛陽を警護!水軍を雇える者は水軍を編成せい!」
くじら2世「ばるきりー元老は南方制圧の指揮を致せ!」

くじら2世には考えがあった・・・
この国ならば水軍戦さえ制してしまえば陸戦では無類の強さを誇るという自信があった。
それに加え南方制圧を託されたばるきりー元老が先の敗戦で責任を感じている事を悟り、
もう一度元老に若き日の勇敢さを取り戻して欲しかったのである。
デスパという大黒柱を失った以上、今、元老が支柱になりもう一度国を纏めなくてはいけないのである。

「・・・この作戦を成功させるには、日時をきちんと決める事でございます・・・さしずめ今からですと深夜1時ぐらいが宜しいでしょう」
くじら2世「ぬ?何者だそちは」
メアリー・アリス「私はメアリー・アリスと申します。亡き父デスパ伯爵とウィステリア通り4352番地に住む母の子、メアリー・アリスです」
くじら2世「するとデスパの忘れ形見と?・・・デスパめ・・・何時の間に・・・スミに置けぬ奴じゃ・・・くっくっくっ・・・普段は真面目ぶりおって・・・」
朝霧司教「真でございますな。流石はデスパ様といったところでしょう。まんまとやられました。はははは」

くじら2世「よしメアリー・アリス!そちは参謀府に召抱える!父の後を告ぐのだ!」
メアリー・アリス「はっ!」
ぱすた提督「ところで陛下、半数以上が水軍を雇い訓練をしていますと、洛陽が手薄になります」
くじら2世「この作戦は賭けである・・・一発勝負になるであろう。もし負ければ我が軍は水軍は2度と編成できずに風流を益々倒せなくなるであろう」
くじら2世「その為に各方面に散っていた将を一度集め、剣客、葭萌関を捨てる代わりに永安を確実に奪う危険を伴う作戦である」
くじら2世「だが主力の半数以上が水軍で風流に向かう以上洛陽が危険にも晒される」
くじら2世「これは賭けである、我が軍の命運はこの一戦にかかっているのだ!者ども準備いたせ」
将兵「ははっ」
猫目石男爵「元老に何かあってはこの国の一大事、私が先鋒で参ります」
くじら2世「おお猫目石そちが行ってくれるか、元老に代わって頼むぞ」
猫目石男爵「必ずや敵艦隊を沈めて参りましょう」

それゆけベルサイユ2話 第三部 -張仁-

こうして作戦が決まり主力の半数以上が水軍を訓練していた。
そう、一発で闘艦を沈め風流を今度こそ再起させずに仕留める為に・・
その中にはダンディータランテラの息子、ダンディズムタランテラJr、佐天、メアリー・アリス、と次の美味豪傑を背負う若き将兵もいた。

だが事態は急変する。
この事を知ったか雪月花国は洛陽を急襲するのである。
洛陽「敵襲だ!うわー・・・!」

ぱすた提督「くっ・・・陸兵なら好きなようにさせぬものを・・・」
当麻将軍「私も河南より洛陽へ参ります」
CASTER将軍、当麻将軍、中の空文官、亀吉校、頭領候と手薄な洛陽を急襲され次々と各兵が蹴散らされるのであった。

くじら2世「張仁将軍は何をしておる!至急洛陽へ向かうのだ!」
兵士「張仁将軍はまだ連絡が取れません・・・葭萌関を通過したとは聞いておりますが・・・」

くじら2世「くっ・・・今はガマンの時・・・耐えるのだ!」
ぱすた提督「風流させ蹴散らせば好き勝手させぬ・・・」
ばるきりー元老「・・・」
猫目石男爵「・・・」
メアリー・アリス「Zzzzz・・・」メアリー・アリスは寝ていた。

洛陽「ドカーン!うわー!」
兵士「洛陽の警護兵はほぼ壊滅状態です!援軍を!うわー!」
くじら2世「・・・」

張仁将軍「もう好きにはさせん!」
くじら2世「張仁将軍何をグズグズしておった!さっさと洛陽へ向かい敵軍を粉砕するのだ!」

張仁将軍「ははっ」

張仁将軍「我こそは美味豪傑にその人ありと言われた老・張仁である!雪月の者よかかって参れ!」
張仁将軍「ぐあー!なんのこれしき!」
張仁将軍「どあー!まだまだ!」
張仁将軍「うぎゃぁぁぁー!陛下援軍をー!」

くじら2世「ならん!最悪洛陽と刺し違えても風流を倒すのだ!洛陽の命運はそなた一人に賭かっていると思え!」
張仁将軍「ぐあー!なんのこれしき!」
張仁将軍「どあー!まだまだ!」
張仁将軍「うぎゃぁぁぁー!」

張仁将軍の活躍により朝霧司教も洛陽へ到着。
CASTER将軍がその間幾度も敵将を打ち破り、張仁将軍が盾になっている間に各隊も体制を取り戻しつつあった。

朝霧司教「もうすぐ時間です・・・もし我々が永安を落としたら即座に白帝城へ」
朝霧司教「洛陽がそれまでに残ってたら水軍で増援」
朝霧司教「洛陽が落ちてしまうなら周囲に散会し即奪還を目指す」
朝霧司教「全てが失敗するなら南方に集め南方より押し上げるのです」

こうして指令が張仁に届いた。
「洛陽は張仁が責任持って死守!永安落としたら白帝城を張仁が落とす。洛陽が残ってたら水軍でも張仁が洛陽とフォロー。落ちたら周囲に散って張仁が集合張仁が奪還。無理なら南側に総撤収で張仁を押し上げ!」(実話w
張仁将軍「何でもかんでも私なのねwww」
美味豪傑本陣は一人洛陽で楽しそうに暴れている張仁将軍が妬ましくなり皆で泣かせてやろう!(▽▽キリ としていたのであった。

洛陽の守備将兵が一度は壊滅するも少しずつまた取り戻していた。
だが以前予断を許さぬ状況であった・・・

それゆけベルサイユ2話 第四部 -決着-

●●司●「そろそろ”くたばれ一●作戦”の時間です」
そう、援軍に向かった例の彼を在野に蹴落としてしまうという本目でこの作戦名は命名されてしまった。
美味豪傑軍は常に大規模な作戦を行う時は必ずそれにちなんだ作戦名を付ける習慣があるので決して気にしないで欲しい・・・
恨まれるからヤメテー!wと叫んだかどうかは歴史上定かではない・・・
誰が誰に言ったか?は想像にお任せする(ヲイw

こうして洛陽組の活躍を知り今当に水軍の主力が負けるとあれば張仁将軍にデカイ顔をされてしまう。
いや、水軍の訓練に従事し目の前の戦いを耐えた将軍達にとってそんな事よりも戦えるという充実感が溢れ出していたのである。
だが一人緊張しているものがいた・・・

ばるきりー元老「ぱすた提督、出兵先がおかしい!おかしい、ぱすたさーんwwwもしもーしww」
メアリー・アリス「出兵先www」
ぱすた提督「ナンノコトカナ?キノセイジャナイカナ?」
誤魔化していたがあれは絶対に”麦城へ出兵”となっていたに違いない・・・
全将兵「ウン、キノセイダヨネ キノセイ」
戦場に趣く漢達のちょっとした優しさである。

美味豪傑水軍「くたばれ●●作戦!いくどー!おー!」
先鋒は猫目石男爵、彼は知っていた、先鋒が勝利するか否かで勝敗の行方がどちらに傾くかを
猫目石男爵の水軍は意気込みが違っていた・・
猫目石男爵「にゃにゃにゃにゃ!にゃにゃにゃー!」(者どもかかれー)
彼は興奮すると猫語になってしまうのであった。
興奮した猫目石男爵軍の前に風船軍はあえなく壊滅。見事に先鋒の大役を果たし美味豪傑の士気を上げた。

続いてぱすた提督が突入。
だが待ち受けるは一度は水軍で敗れ去った花梨公。再び提督と対決となるのであった。
ぱすた提督「今こそ先の敗戦の恨みを晴らすとき。いざっ!」
ぱすた提督は花梨公との戦闘に事前に準備をしていた。そう水軍の陣形を研究し花梨公率いる闘艦への対策を練っていたのである。
勝敗は火を見るより明らかであった、ぱすた提督は自らの武勇に傷を付けた花梨公率いる闘艦を見事に沈めたのである。
美味豪傑軍は幾度の死地を潜り抜け、今また困惑の中で勝利し更なる精鋭となっていった・・・

だがこの時白帝城より一隊が江州へ抜け出すのである。
くじら2世「イカン!逃がすな追えー!」
メアリー・アリス「私目にお任せを!それっ!」
くじら2世「あの後ろ姿・・・父親にそっくりだ・・・デスパ見て居るか・・・」

くじら2世「この勝利をデスパ、タランテラ、お姉様に捧げる事で国葬に代える!」
将兵「美味豪傑バンザーイ!バンザーイ!」

永安にて・・・
花梨公「チィ。。。夜中にこそこそとっ♪お疲れ様です」
好き好んで夜中起きているわけではないわいっ!www
ハイ大変お疲れ様でしたorz

花梨公はまたしても美味豪傑の追っ手を逃れ消えた・・・
だが国をもう再興する力は残ってはないない・・・
こうして見習い国戦より長きに渡った因縁の対決に終止符が打たれたのである。
そして雪月花国といよいよ正面から決着を付ける時が来た・・・

つづく

※三国志NET演戯は史実に基き小説化(チガウ!
されたもので流れやセリフ等史実と異なる場面がございます(ぇ
出来事多スギテ今回ツカレタヨw

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コードアング 反逆の兼定

私が進言した事なら諭すも何もありませんがな。

  • 2010/04/15 20:02:00

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