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カテゴリー「ツバメ拾いました」の検索結果は以下のとおりです。

ツバメの育て方

もし貴方がツバメを拾ってしまったら。
ネットで調べて育てましたが実際に合わない事も多かった経験から。

1、ヒナの場合
・巣に可能ならば返す。
・巣に返せない状況の場合保護して育てるしかない。(保護してくれる所もあるらしいですが稀です)

2、目を明けてたり巣立ち寸前の場合
・貴方を親と認識しないのでエサを食べさせる事が難しいです。エサを食べれば生きられますが懐く可能性は低いです。
・巣に返してもまた落ちるパターンになるとヤバイです。親鳥が巣立ちの訓練を始めてるなら巣に返してもまた落ちます。

保護したらまず保温する。

ツバメのヒナは人間よりも体温が高く40℃前後で暖めてあげないと寒くて衰弱するそうです。
ですから落ちた時期によっては寒くて死んでしまう事があります。
ホッカイロや湯たんぽなどをティッシュやタオルに包んで温度調節をしながら暖めてあげると良いです。
(当然暖めすぎと焼けどに注意)
人肌よりちょっと暖かい程度で良いです。

この時に衰弱してるようなら水を1、2滴ほど口ばしの先に含ませて飲ませてあげて下さい。
アウアウアウという感じなら飲んでます。
口ばしに割り箸や細長いスプーンなどを近づけエサが欲しいと自分から口を開けてアピールして来たら結構安心です。

エサを与える。
目の明かないようなヒナのウチは虫よりも練り餌の方が良いと思います。
と言うのも親鳥がヒナにエサをあげる時は消化酵素を含ませてあげるので
消化酵素がない状態であげるのは離乳食の状態で固形物を食べさえるようなものです。

緊急時でエサをあげる場合、ネギトロ(葱はダメ)を与えると良いです。
エサは極細いスプーンかケガをしないように割り箸を平たく細く削ったもの等に乗せて与えます。
与える時は結構勇気が要りますがなるべく奥まで咥えさせるようにします。
でないと気管支に詰まらせて窒息してしまう事もあるらしいです。

但しマグロは水銀が多いので(人間なら妊婦さん以外は大丈夫な程度ですが)与えすぎに注意はいるかもしれません。

ヒナのウチは練り得はメジロ用の7分というエサが良いようです。
これにヒナベイビー、グリンカルという鳥用の栄養剤を混ぜると良いです。
それにこれは確実かわかりませんが、米ぬかを混ぜると良いかもしれません。
ツバメもたんぱく質以外に食物繊維や他の栄養素を必要としており、
米ぬかは、食物繊維、カルシウム、ビタミンB、D、ミネラルが豊富で更に乳酸菌もあるとか。
鳥もどうやらこういった栄養素は必要不可欠で乳酸菌もよいらしいとの事からです。

ミルワームだけ与えて育てろというサイトを見かけましたが
これは経験上あまりオススメできないかもしれません。

というのもミルワームだけでは栄養バランスが悪いだけでなく高脂肪高カロリー過ぎるらしいです。
それ以前に消化しにくいので栄養吸収が悪く痩せていってしまう事があります。
(ミルワーム主体にした時少し痩せてしまった)

ミルワームはツバメにとって結構美味しいらしくミルワーム以外食べなくなってしまう可能性がある事からです。
自然に帰すつもりならミルワームに頼り過ぎは良く無いかもしれません。
(ウチのツバメは大人になった時ミルワームとぶどう虫しか食べなくなっていた)

もしミルワームで育てる場合、そのままミルワームを与えるのではなくエサを工夫してあげると良いです。
ミルワームのエサにドックフードを潰したのを与え小松菜を乗せて寝かせるというのもありましたが、

私の場合は米ぬかを主体に練り餌、これに栄養剤を少々混ぜて数日寝かせて使っていました。
アミノ酸価を高めるために擦りゴマを少々混ぜたりもしました。
米ぬかでミルワームを育てると結構すくすく育ちます。
(確かミルワームは成虫になると米虫になるから相性は良いかも)

ミルワームを与える場合はミルワームの頭を潰してから与えます。
ミルワームが元気すぎると喉や内臓に噛み付いてしまう事があるらしいとの事です。

他にマグロの刺身もたまに与えてましたが良いか悪いかは分かりません。
ウチのツバメの場合ですが同じエサばかり与えてると飽きて食べなくなる事があったので

他に釣り餌で使われるぶどう虫(通称ハニーワーム)という高タンパク高カロリーな物も食べます。
これも栄養的な見解からあげすぎに注意が必要で痩せたり食欲が落ちてるようなら栄養摂取の為にという感じで他のエサを食べさせながら1回に1匹程度が良いかもしれません。

ミミズは与えにくかったので私は上げてません。

ヒナのうちはとにかく食欲旺盛で1~2時間置きに鳴き出すので鳴いたら満足するまでエサを与えます。

こうしてある程度大人になってきて目が見え始めると、貴方を親と思い込み始めます。
この頃が一番可愛いかもしれません。
ただし食欲はさらに加速します。

エサに小さなバッタ、イナゴ。トンボ、羽虫などを与えるようにしましょう。
これは放鳥するために虫を食べさせる訓練を兼ねてです。

最初はキツイですが虫は殺したり弱らせて少し潰して与えます。大きいものは切ってあげます。

■与えてはいけないエサ
塩分のあるもの(鳥は汗をかかないので塩分を排出しにくく内臓を悪くしてしまう)
ネギ類(ネギや玉ネギのようなネギ類は鳥には赤血球を破壊してしまう成分がある)
卵白
カカオ食品、アボガド(鳥に猛毒)
ニコチン
ジャガイモの芽
コーヒー
アルコール
お菓子類
他にも沢山あるので注意

■他に与えてよいエサ
ブロッコリー
ニンジン
青菜

※他にも実際与えたものもあるけど少量にしたのと確実性がわからない

だんだん大きくなるにつれて、羽が生えそろい自分で飛ぼうとし始めます。
はじめは落下しますが徐々に滑空したり、不慣れでも飛ぶ練習を始めます。
日に日に上達するので5日~1週間で良く飛ぶようになります。

その間に放鳥を視野に入れてエサを少し放り投げて食べさせたり
猫じゃらしで闘争心を養う練習もさせると良いでしょう。

この頃になると自分で飛んで遊ぶのでちょっと寂しくなります。
普通は親鳥が1~2週間エサの取り方や飛び方を教えるのですがそれは人間では中々難しいです。

序所に飛ぶ事に慣れて上達するとやがてツバメの方から親を捨てて飛び立つ決心をします。
人間的には何時巣立たせて良いか分かり難いですがツバメはある程度の時で
自分から巣立つ決心をする気がします。
(これが正しいかどうかは分かりませんが数年見てきた感じと実際育てた感覚では)

そうしたら喜んで放ってあげましょう。
お別れは悲しいですが手助けできるのはココまでです。
自然に帰れるなら、人間の手を離れる時なのです。

ツバメは若いツバメ同士コロニー(集落)を形成するので
ツバメが飛び交ってる所に放てばスグ仲間になって仲良く飛んで行きます。

たまに帰って来てしまうらしいので数時間は待ってあげましょう。
家から放すならしばらく窓は開けてあげて帰ってこれるようにしてあげましょう。

そのうち何度も繰り返すウチに帰ってこなくなります。
巣から実際に巣立ちする時も5日程度練習期間があってその間は親と一緒に巣に戻ってきます。
そうしてある日飛び去っていくのです。

飛べなかったり、飛ぶのがあまり得意でないなら放鳥はあきらめた方が良いです。
無理して放しても飛べなければ死が待ってるだけです。
この場合、最後まで面倒をみるつもりで飼ってあげる方が良いでしょう。
ある程度大人になれば部屋が暖かければ越冬でも耐えられるそうです。

ツバメはホントに感情が豊かで仲間意識のある優しい生き物です。
やたらイジメたりする子や簡単にあきらめて死なせてしまうケースがありますが
育てるとそんなに難しい事ではなくホントに懐いて可愛い仕草をします。
懐けば当然、放鳥でも死んでも別れが辛くなります。
もし自分で育てるなら責任を持って最後まで面倒を見てあげてください。

但し野鳥を飼ったり保護して育てる場合はツバメといえど鳥獣保護法違反になります。
野鳥を保護して育てる場合は許可書の申請が必要です。
余裕がある時に申請して置きましょう。
これは都道府県によってたらい回しにされたりすんなり許可をもらえたり場所によって違うので
自分で調べて申請する必要はあります。

この話は死んだちゅーの為にも、きちんとまとめて今度サイトにしておきます。


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